アトピー
3歳のこどもがアトピーです。毎晩夫婦交代で、かゆいかゆいと寝られないこどものお相手です。親は体力勝負で何とかなるものの、かゆいのはこどもにとって本当に地獄だと思う。赤ちゃんのあの肌の感触はすでになく、体中がカサカサ、ボツボツ、血だらけなんですね・・・。絶対になおしてみせるぞぉ。
右上の写真は、アトピーの典型である「耳切れ」の様子と足のひざ裏のものです。かきむしるので、傷だらけです。手を含め全身同じような状態なんですね
さらに、右は足の様子がひどいときです。もちろん、このときには手も悲惨です。この状態からの脱却目差してがんばっているわけですよ。
アトピーと戦うための武器
- 手前にあるのが「保冷材」。この保冷材をガーゼで巻いて、眠い目をこすり、かゆいかゆいを繰り返すこどもの患部に当てます。冷たくて気持ちがいいのか、寝返りでガーゼがずれるまでの間は少しはかゆいかゆいがましになるようです
- 両サイドにあるのが「サポーター」。冷やした小さなハンドタオルを肘や膝に巻き付けて、このサポーターで固定します。ひんやりした感じがいいのか、これもかゆみをやわらげるようです。保育園にいるときも、このサポーターをつけていることが多いですね。
- 中央にあるのは、いわずとしれた「塗り薬」。左の青いのが「アズノール」で、右の白いのが「オイラックス軟膏」。前者は風呂上がりに、後者はかゆくなれば即使います。後者は、どちらかというと、「ラナケイン」という市販の薬のほうが効くような気がします。でも、直すわけではなく、結局は気休めに近いですね。
- 後方の「瞬間冷却スプレー」は、わが家の最終兵器。野球の選手が使うようなスプレーです。上記の用意ができるまでの間のつなぎに使います。しかし、幼児には使い方が難しく、逆に炎症を起こさせる結果となり、現在は使用停止です。
- 他の武器は「ふぅ〜」です。口で吹いてやること。これが精神的にも安心するんでしょうか。両手を持ってやり(そうしないと、あちこちをかきむしるため)、上からかぶさるようにして、体全体を口が渇くほど「ふぅ〜」すると安心して寝入るようです。これって腰が痛くなるんだよなぁ。実は、これは両手がふさがるからやむを得ず編み出した技なんですが、けっこう効くようです。
- まだまだ武器はあります。ブラシを使ってトントンたたくこともやります。冷たいお茶やジュースを飲ませる、ディズニーやモスラ(?)のビデオを見せる、せんべいを食わせる等。どれも対処療法ですが、気が紛れないと眠れないんですよね。
アトピーとの戦歴 Phase-1
- いろいろと試していますが、決め手はありません。アトピーの検査結果では、食べ物ではないようです。ハウスダスト(家の埃)という結果をいただいております。
- 風呂の石鹸は低刺激性にしたり、ダニ防止のふとんやふとんカバー等を使ったりしていますが、効果はみられません。毎朝晩「セルテクト」とかいう白色粉末の抗アレルギー剤を服用しております。
- 今のところは、「甘い食べ物や飲み物を減らす」「流行のノンカロリーウォーターを飲む」「風呂に保湿効果のある入浴剤を入れる」「風呂の石鹸は、殺菌石鹸にする」「あきらめずに根気良くセルテクトを投与する」ことを効果をさほど期待せずに続けております。
- これらの効果は微妙です。一進一退とはまさにこのことで、8月末には良かったものが、9月に入って急に悪化する、しかも1日2日で変わってしまう(悪化する)ことが多々あります。ベースとしての上記の気休めのほかに、抜本的な解決策を講じる時期が来たようです。
アトピーとの戦歴 Phase-2
- ハウスダストを防ぐにはどうするか? もちろん、こまめに雑巾がけをすることでしょう。しかし、それにも限度があります。埃は夜降りてくるらしいからです。
- そこで登場するのが、「空気清浄器」です。電気式やフィルター式等を複数台購入し現在試験の真っ最中です。
- 電気式は細かいチリが取れますが、大きな埃は取りにくいようです。逆に、フィルター式は大きな埃には効果がありますが、細かいものはだめです。当然考えられるのが、その合わせ技。現在もっとも頼りにしているのは、寝室においている電気&フィルター式のものです。
- 写真は、左から「普通のフィルタータイプ(居間に設置、松下電工)」「電気集塵タイプ(トイレに設置、同左)」「フィルター&電気集塵タイプ(寝室に設置、ダイキン)」です。価格も左から右にかけて高くなってきます。清浄器選びのコツは、自動タイプを選択することと、その感度がよいことでしょう。機種によりかなりセンサー感度に差が見られるようで、いつも回っているものもあればなかなか回らないものもあります。
(右端の空気清浄器前の掃除機ノズルは、アトピー対策ツールで、布団からの「ダニ吸出しノズル」です)
- また、「ふとん」も総入れ替えしました。国立小児病院推薦とかいうアレルギー用ふとん、ふとんカバーなど一式(特許・実用新案「ダニアレルゲンカット」ふとん&カバー・・・だそうです)を約25万円で購入、効果を確かめようとしているところです。
- 株式会社山清(環境アレルギー研究所 山清ダニ・環境アレルギー相談室
0120-236-007)というところがそのふとんのメーカーです。多少胡散臭さが残るのですが、ふとんを換えた初日から効果がでました。どんどん綺麗になっていくようです。これは驚きでした。もちろん長続きせず、移動動物園で一度ポニーに乗ったりしただけで一気に悪化したのですが、ふとんは効果があるようです。
- さらに、これまでの経験でアトピーが良くなるときというのは、「掻か無いので肌に傷がつかない」ということで加速されているような気がすることから、殺菌手法についても新技術を導入します。
- 殺菌石鹸では肌にきつすぎる。世の中にはイオン交換石鹸というものも出ているようです。また、衛生水と称する、水道水の電気分解による強酸性水もあるようです。どっちがいいかわかりませんが、ハンドリングが楽であろうと思われる「衛生水(pH2.5以下の水)」を試すことにしました。
- 家庭で簡単に衛生水が作れるというセットはなんと定価28万円(H10.9.24設置)。基本は電気分解ですから、アルカリ水と酸性水ができます。この酸性水が殺菌力があるそうです。安い機械なら5万円程度であるんですが、pH2.5以下の「衛生水」にしようとするとこの機種しかありません。写真前のピンク色の霧吹きを用いて、作った衛生水をアトピー患部に吹きかけて効果を見ているところです。
アトピーとの戦歴 Phase-3
- 衛生水と抗ダニふとんの併用が効果をあらわし始めているようです。かなりアトピーは改善されており、次のステップへ移行するときがきました。次は基礎体力作りです。ハイキングにスイミングというのが当面の目標です。
ペット
金魚
ごらんの通り、金魚を飼っております。この生態系を維持するのが非常に難しい。なかなかたのしませてもらっております。最初はこどもの趣味だったのですが、今は私の趣味です。水換えのタイミング等失敗を繰り返しながら我流の金魚飼育方法を会得しつつあるところです。
生態系というか、水槽の中の環境が安定すると、水もきれいだし、金魚の斃死も少なくなります(それでも突然理由不明の死亡があるのですが)。水替えもそうですが、新しく水草を入れたり、(縁日でもらってきたような素性のわからない)新しい金魚を入れたりすると一気にバランスが崩れてしまいます。ただ、大きな水槽を利用していると、水槽内の環境に与える影響は比較的小さくなりますね。
水換えのコツは、水槽の中の水は1/3ずつ替えることですね。あまり一度に換えると、中のバクテリアまでいなくなるので、水槽が白濁してしまうようです。こうなると2〜3日は元に戻りません。また、上部フィルターの掃除も注意が必要です。そこにいるバクテリアは水洗で死に絶えますから、水槽内の水の交換と同時に行うとやはり水質が安定するまでに時間がかかるようです。
カメ
カメも仲間入りです。ゼニガメです。ポケモンの影響かなぁ。以前、私自身がアカミミガメ(俗称ミドリガメ)を飼っていた経験があり、とても長生き&大きくなることを知っています。目がつぶれれば赤ちゃん用のポポンSを水槽に垂らすと直るし、元気がなくなれば日光浴で復活する。雑菌こどもには怖いのですが、長いつきあいをしたいと思います。
とかなんとかいう間に、ゼニガメは
2匹、さらにアカミミガメも仲間入りです。よく見られるように、砂場と低い水位の環境では、水がすぐに汚れてしまうし、臭くてたまらない。そこでわが家では、それなりの水位をキープして、水面に亀君たちが日光浴に上ることができる浮遊陸地を設定しております。
さらに、生態系の維持のためと称して、水草を入れ、さらにメダカと金魚(縁日で良く見るコアカ)を入れております。少なくとも、金魚用のフィルターが使えますから、水がきれいになるし、空気が入るからバクテリアの繁殖も見込めます。しかし・・・・・、カメ君たちの成長が早すぎる。餌を面白がって与えすぎたのが原因です。カメ君を購入したペット屋に残るカメ君たちと比較すると早く大きくなる(実際に倍ほど違う)のですが、やはり体力はついていないことでしょう。
大きくなったゼニガメは王子池に放してやり、今はアカミミガメだけになっています。コアカたちも大きくなったのでカメ水槽から金魚水槽にお引越し。メダカはというと、カメ君に食べられてしまうので、まもなく分離するかカメ君が池に行くかのどちらかの選択になるでしょう。
おもしろいのは、カメ君の食性です。メダカは、「メ〜ダ〜カからのがっこーはぁ〜」で有名な黒いメダカと肌色のペット屋でよく売られているヒメダカの2種類が混在していたのですが、カメ君に食われて全滅したのは前者のみ。後者は全員が無事です。さらに、金魚のコアカは(メダカと比較すれば)大きな体であるにも関わらず、カメ君に食われてしまい、残りは1匹だけになってしまいました。
アオムシ
秋になって虫たちが多くなります。新しい仲間は「キャタピー」ことアオムシです。毎日新鮮な草をもらって元気にモゾモゾ動いていますが、ちゃんとした飼い方を勉強しないと行けない時期にきております。そもそも、こいつは何に孵化するんだろうか?
しかし、こいつはさすがに飼育は困難です。どの葉を好むのかなど不明な点が多すぎます。元の場所に返してあげましたが、いずれこいつの飼育にもトライしたいと思っています。
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